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R-1グランプリの芸歴制限撤廃について

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一人芸で誰が一番おもしろいかを決める大会、R-1グランプリ。今までは芸歴10年以下の芸人しか出れなかったのですが、2024年からこの制限が撤廃されるらしいですね。

R-1グランプリは、出場者の芸歴に制限を設けず、「すべての人がピン芸を披露できる大会。そして、その中から最もおもしろいピン芸を決める大会」とする方針を決めました。

R-1グランプリ 公式サイト

このニュース、特段気にしていませんでしたが、ネットでの意見を見ていると、いろんな見方があるんだなと思いました。

もともとは芸歴制限はなかったのですが、2021年から「芸歴10年以下」という制限がつきました。3年間はこのルールのもとで開催していたけど、上のニュースにある通り、次からはこの制限がなくなり、もとに戻ります。

この度重なる変更について、第7世代が流行ったら若手を対象にし、M-1の錦鯉やTHE SECONDでおじさんコンビが売れるようになったら、おじさんが参加できるように制限を撤廃してるんじゃないか、といっている人がいました。なるほど、深く考えてなかったけど、たしかに流行りにのっかってるだけのようにも見えますね。

番組の構成とかもコロコロ変わるイメージがあるし、結構長いことやっているわりには安定しないですね。ポリシーがないというべきか。大会に権威がついてこないのは、出ている人が悪いというよりも、大会側の問題のほうが大きい気がします。

第1回大会では、落語のように座布団に座ってネタをやるスタイルでした。そもそもR-1のRは落語から来てますしね。ケンコバがやっていた、木綿のハンカチーフのネタはおもしろかった印象があります。

その落語スタイルが第2回大会でなくなった時点で、こうしたフラフラ運営になる運命だったのかもしれません。もはや"R"の要素はどこにもないですし。

「ラストイヤーのため、悔しいけどこれで最後」といって散っていくのはドラマチックではあります。しかし、こうした場面はR-1だけでなくM-1でも見ますし、なんならM-1のほうがよりドラマチックです。なので、R-1では見れなくても別にいいかなと思います。

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