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あいまいな指示には、アウトプット見せながらの軌道修正が必要

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これを読みました。

「指示の出し方が悪い人」は、一体どこがダメなのか。 | Books&Apps

悪い例で、「web制作会社からあがってきたページの確認をしておいて!」という指示が挙げられています。これに対し、「あがってきたとは何か、ページとは何か、確認とは何か」と指摘していますが、この中で一番問題なのは「確認」でしょう。結局、この指示は何をやれば終わりなのか、がわからないわけですし。

指示があいまいになることは仕方ない(至急案件で説明の時間がないかもしれないし)ですが、あいまいになっても大丈夫なように、前もって前提を共有しておくことは大事だと思います。前提が共有されていれば、「これは〇〇に使うものだから、こういう確認をすればいいな」とある程度は予想できます。

指示を咀嚼しながら少し手を動かしてみたら「こういうことをやればいいのでは?」とわかるかもしれないので、一旦手をつけてから指示内容を具体的に推測していくという方法もあるでしょう。

この予想や推測が間違うことはもちろんあります。なので、折を見て、軌道修正をしていくのがいいですね。長時間ズレたまま進んでいくとロスが大きいですし。指示を出す側も、アウトプットを見てみると、より具体的な指示が出せるようになるケースもあります。

あと、上の指示に含まれていないことでいうと、「いつまでにやるのか」が抜けている点がダメですね。僕も、何か依頼を受けることはありますが、締切を言われなかった時は、「急ぎですか?」「いつまでに必要ですか?」と聞くようにしています。依頼する人も忘れやすいし、聞く側も、依頼の内容に目が行っちゃって、聞き忘れてしまうことが結構あるんですよね。

ところで上の記事、途中から謎にChatGPTの話が始まって、流れがよくわからなくなってしまいました。人にもAIにも指示を具体的にしないと、いい結果が得られない、という話で、たしかにそれはそうなんだけどモヤっとしていました。最後のほうで、AIとのつきあいかたに関するセミナーの宣伝が出てきて、それに持って行きたいからChatGPTの話が出てきたのか、と納得しました。

池田朋弘 フォレスト出版 2023/08/09
(888文字)