普通の人が最初の100日ですべきこととすべきでないこと
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これを読みました。
最初の100日で何をすべきで何をすべきではないか?|miyasaka
アメリカの著名CEOたちへの取材をまとめた本の紹介。記事では、「リーダーが最初の100日ですべきこと、すべきでないこと」の部分について書かれています。この部分の結論をかんたんにまとめると、「自分のビジョンを語るのではなく、みんなの話をひたすら聞くべき」となります。
この話はリーダーに限らず、新任の人は全員参考になるんじゃないでしょうか。新卒で会社に入る人、新しい部に異動した人、転職した人、新しい会社に常駐するようになった個人事業主プログラマー。こういった人たちにも参考になると思います。
この話と同じように考えるなら、新しくこういうことをすべきだとか、今のこのルールを変えたほうがいいとかは、とりあえずは言うべきでない、となるでしょう。まずはまわりの人に話を聞いて、「なぜ今こういうことになっているのか」を自分の中で理解する必要があるんじゃないでしょうか。実際に内部に入って手を動かしてみると、「なるほど、これは簡単には変えられないな」と納得できるかもしれません。
上のサイトに書かれていた中で、特に、次の文が響きました。
よそ者には、バカな質問が許されるという得難い特権が与えられる
新卒の人がこの特権を持っていることは、よく言われます(行使できるかは別として)。しかし、転職組はためらってしまう人もいるかもしれません。「即戦力として期待されて入ったのに、こんなことを聞いたらできないやつと思われはしないか」と。社会人経験が長い人ほど、そう思いがちです。ただ、わかってないことは早く解消しておかないと、時間がたつほど聞きにくくなってしまいます。「いまさらこんなことを聞いてくるのかよ」と思われる方がマイナスでしょう。
受け入れるほうも、「このダメな現状を変えてほしい」と願う一方で、「変わるのはめんどくさい」という気持ちもあります。なので、初めの100日間では、いきなり大改革や大成果を狙っていくのではなく、まずは現状下で結果を出せるようにする方がいいでしょう。変えるのはその後でもいいはずです。