今日も8時間睡眠
888文字のブログです

毎日使っているのにまったく見てなかった話

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この前、浴槽を洗う用のスポンジを買いに行こうと思ったんですよね。特にこだわりはないので、百円ショップに行きました。

数種類のスポンジが置いてあったんですが、その中で変わった形のものがありました。角のところに切り込みがあり、その先に丸い穴が開いています。ここを利用して、タオル掛けに掛けられるという仕組みです。

一般的に、浴槽を洗った後にスポンジを平らなところに置いておくと、接地部分が乾きにくいため、あまり衛生的ではありません。スポンジを掛けることができれば、接地部分が少なくなります。乾燥しながら、保管できます。よさそうですね。これにしましょう。

と思ってレジに行こうとしたのですが、小さな文字で注意事項が書いてありました。「直径〇cm以上の棒には使えません」。

たしかに。スポンジの丸い穴より棒の方が太ければ、掛けられないですね。それはわかります。

問題は、風呂場のタオル掛けの直径なんて知らないよ、ってことです。毎日使っていて何度も見ているはずですが、まったく記憶にない。細かったような気もするし、太かったような気もします。穴を見ながら考えても、さっぱり予想がつきません。

とはいえ、わざわざタオル掛けの太さを確認するためだけに一度家に帰るのは面倒です。考えてみれば、タオル掛けに掛けられなくてもスポンジとしては使えるわけだし、何かしら失敗したとしても被害は百円だし、とりあえず買うことにしました。

で、家に帰って、さっそくタオル掛けを見てみました。細かったか、太かったか。このスポンジを掛けることはできるのか、と。

実際に見てみてびっくりしました。そもそも、棒の断面は円じゃなくて四角でした。注意書きに「直径」とあったので、円だと思い込んでいましたが、四角だったとは驚きです。いつも見ていたはずなのに。そういえば、体を洗うタオルを掛けたときに、滑らないなという気がしてきました。四角だったからか、なるほどなぁ。

スポンジを掛けてみると、丸い穴と四角い棒はフィットしないのですが、スポンジは変形するので、ある程度の無理は大丈夫でした。棒の太さはそんなに心配するところじゃなかったんですね。

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