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キングオブコント2021感想:30分延長で

😜

遅すぎですが、10月2日のキングオブコント2021の感想を(去年のはこちら)。ネタバレがあります。

一番好きだったのは、ニッポンの社長のバッティングセンターのネタです。好きだけど、審査員も言ってた通り、テンポはよくないので、3位に入るのは難しい気はしていました。というか、シュールなネタの多いニッポンの社長が、テンポのいいネタで勝負するなんてなさそうですけど。最後のホームランは爆発力があったので、他の年なら最終まで行けたかもしれないですね。

平均的におもしろかったけど、ニューヨークとマヂカルラブリーはイマイチな気がしました。期待値が高かったのもあるかもしれません。普段漫才をやってる人の作るコントと、普段からコントを作っている人のコントは、質が違っているように感じました。

ジェラードンは、長いネタを見たのは初めてでした。普通、トリオって、大ボケ、小ボケ(もしくは「いるだけ」)、ツッコミという3人が多いと思いますが、大ボケ、大ボケ、ツッコミというパターンもあるんですね。

男性ブランコは、1本目は千原ジュニアからの千原ジュニアでしたね。後半、気が緩んでいると、一瞬、何が起こったか見失うかもしれませんでした。2本目のレジ袋のネタは、1本目と比べると物足りなさはありました。

ザ・マミィは、1本目の切り口はすごくいいなと思いました。偏見を持たない人。酒井のキャラにあってたのもよかったです。ただ、個人的には、途中で歌になるネタはあまり好みではないです。2本目はまぁまぁいいと思いましたが、そんなに評価が高くなかったですね。秋山にも響いてなかったのが意外でした。

空気階段は、1本目はおもしろかったです。特に、意識を失って取り戻してからの「30分延長で」が最高によかったです。2本目は個人的にはそんなに響きませんでした。あれで優勝できるなら、去年優勝できたんじゃないかと思いますが。ネタは、去年のほうが2本とも好きでした。

審査員が5人中4人変わり、若返りました。特に小峠のコメントには納得感があって、言語化がうまかったですね。コメントのうまさがさらに大会をおもしろくしていたと思います。

(888文字)

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