確定申告の医療費控除について、いろいろ誤解してた
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去年、歯医者で結構な医療費がかかったので、確定申告のときに医療費控除をしてみることにしました。そのとき、いろいろ思い込みがあって、つまづきました。
まず、控除の際に添付する領収書は、台紙に貼るものだと思っていました。源泉徴収票とか社会保険料の控除関係書類と同じように、病院でもらった領収書を台紙にペタペタ貼っていくのだと。「量が多いと嫌だな」と思って、金額の多い数枚だけを選び、その金額をもとにいったん確定申告の書類を作ってしまいました。
書類を作って、よし領収書を貼るぞ、って思ったんですが、領収書を貼る場所がないんですよね。実は、医療費の領収書は袋に入れて出します。なので、枚数が多くても問題ありませんでした。細かい金額のものも、入れればよかったんですよね。細かいものは本当に細かい金額だったので、別にいいんですけど。
医療費控除の際、領収書がいるのはもちろんですが、それ以外に「医療費の明細書」も必要です。これは、僕は病院からもらう書類だと思っていました。名前から判断すると、そんな感じがしませんか? しかし、これは自分で作る書類でした。しかも、「明細書」っていうから紙に書くんだろうと思ったら、下のような封筒の表に書くらしいんですよね。えー、なんか変な感じ。ちなみに、確定申告のときには、この封筒に領収書を入れて提出します。
そもそも、税務署から送られてきた確定申告の手引き(僕は青色申告者なので、申告書Bが自動的に郵送されてくる)を見ると、医療費控除のところには、こう書かれているんですよね。
詳しくは、「医療費控除を受けられる方へ」を参照してください。
で、これは、冊子のどこかに、そういうコラム的なものが書いてあるんだろうと思っていたのですが、どこにも見当たりませんでした。それもそのはず、これは税務署に行かないとゲットできない書類でした。こういう書類です。
ネット上では、国税庁のサイト(PDF)にあります。上の明細書も税務署に行かないとゲットできません。
思い込みのせいで、家と税務署を何度か往復することになってしまいました。でも、次回からは、ちゃんとできそうな気がします。