最近、ボルダリングに行ってます。

友達に誘われて、最近ボルダリングに行ってるんですけれども。

これは、壁にある石をつかんで上に登って行くスポーツです。ロッククライミングに似ているんですが、ロープがなく高さもそんなにないのでお手軽に始められます。もちろん、下にはマットが敷かれているので、落ちても安全です。

この壁にある石っていうのが、なかなか曲者でして。溝がついているものとか、握りやすいようにでっぱっている石もあるんですが、持ちにくい石も多いんですよね。すごく小さいものとか、つるつるしていてつかめないものとか。でかいんだけど、持ちにくいんであんまり助けにならない、っていう石もあるんですよね。

しかも、すべての石を使っていいというわけではないんですよね。石のまわりにテープがはってあって、手も足も、同じテープの石しか使えないんですね。なので、石がいっぱいあるように見えて、実は使える石は少ない。

だから、どうやって登るか事前に考えておくんですよね。右足をこうしてその次に腕はこうして、みたいに。で、まぁやってみたら、そのとおりできないわけなんですけれども。石が持ちにくかったり、足場が不安定で力が入らないとかで。

それに、迷ってたり考えてたりすると、どんどん腕の力が消耗されていくんですね。筋トレになるんで、いい運動にはなるんですが、なにぶん、僕は体重があるんで、腕の疲れ方が他の人より早いわけです。ボルダリングしたらやせるよ、って言われたんだけど、そもそもやせないとボルダリングできない、っていう。

テープによって難易度が異なるので、うまいひとも下手な人も同じ壁でできるんです。なので、うまい人のを近くで見ることができるんですね。うまい人はそもそもやせてるし腕の筋肉もすごいんだけど、動きがすごく滑らかなんですよね。そして、あんまり力が入ってなさそう。僕なんて腕がプルプルしちゃってんのに。あのレベルまで行くのはまだまだ時間かかるなぁ。

そもそも、無職なのにボルダリングなんてしている場合か！　って声もあるんですけどもね。無職なんで、厳しい崖を登って行かないといけない、っていうのとかけているわけです。いや、ウソです。