今日も8時間睡眠
888文字のブログです

あぶない人かわかりにくくなったので、あぶない

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道を歩いているときに、前からやって来る人に対して違和感を抱くことってあるじゃないですか。「あれ? あのひと、一人なのに大声でしゃべってるように見えるぞ」っていうとき。一昔前であれば、「あの人は危なそうだ、あんまり近づかないようにしよう」ってなってたと思うんですよね。

でも最近は、一人で話しているように見えても、実はイヤホンマイクを使って電話してるだけ、ってことも多いです。よく見ると、耳にイヤホンをしていたり、コードの途中にあるマイクに向かって話をしていることがわかったりします。遠くからだとそこまで確認できなくて、少し近づいてよく見てみないとわからないこともあります。

携帯電話が普及し、イヤホンマイクも多くの人が使うようになってきました。イヤホンマイクは、街中では外国人がよく使っているイメージがあります。これらは便利ですが、これらの登場により、あぶない人かあぶなくない人か、わかりにくくなってしまったようにも思います。個人的には、とてもあぶなくなってしまったなぁ、という印象があります。

中には、とてもナチュラルに会話しているように見えるのに、どこにもコードらしきものが見えないし、耳に何かつけてるようにも見えない、ということもあります。怒鳴り声が聞こえたので「ケンカかな」と思って見てみたら、あたり一面に怒りをぶちまけている人のまわりには人がいない、ということもあります。後ろから話し声が聞こえてきて、「相づちを打ってる人がいないので、誰かと電話をしているんだろうな」と思って振り向くと、電話しているわけではなかった、ということもあります。

今後、もっともっと性能が良くなって、まわりから見たら電話しているのか今以上にわからなくなってしまうツールが開発されるのかな。スマホをポケットに入れたままでも半径1メートル弱の音が拾えるマイクや、耳栓くらいの大きさのイヤホンのようなツールが。

このような新ツールが出てくればとても便利だけど、街中ではあぶない人に見える人だらけになってしまいます。高度に発達したイヤホンマイクは、一人で会話をしている人と見分けがつかないのかもしれません。

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