今日も8時間睡眠
888文字のブログです

アドバイスしたからには、それをやるのが当然?

🏇

Aさんが「アドバイスしてほしい」と言ってきたとします。そして、それにBさんが答えて、アドバイスをしたとします。後日、Bさんが「この前言ってたやつ、やってみた?」とAさんに聞いたとして、やっていないことがわかったとき、Bさんは怒るのが普通でしょうか? つまり、「アドバイスしたからには、それをやるのが当然」なのでしょうか?

アドバイスって、日本語で言えば、助言。助けになるような意見であって、「こういうことをやってみるといいんじゃないかな?」くらいのものだと思っていました。強制力のない提案。こういうやり方や考えもあるよね、という紹介。なので、やってないなら怒られる、なんてことはないと思っていました。

やらないとダメなら、アドバイスじゃなくて、もはや命令とか指令というべきです。そんなに強制力のあるものじゃないでしょう。

と思っていたのですが、世の中には「アドバイスを受けた人は、もちろんそれをやるべき」と考えている人もいるようなんですね。

アドバイスを受けたほうは、少し試してみるくらいはしたほうがいいかもしれませんし、少なくとも、やるかどうかの検討くらいはしてほしいですね。そして、考えた結果、「やらない」に決めたのなら、やらない理由くらいは言えるようになっていてほしいです。アドバイスしたほうも、「あの後どうなったかな?」というのは気になりますからね。会ったら普通は聞きますし、そのときに理由なしで「やってないです」だと、少し気まずくはなるでしょう。アドバイスをぜんぶやる必要はないと思いますが、アドバイスしてもらったことに対してリスペクトくらいはしてほしいです。

ただ、Aさんがいつも「アドバイスしてくれ」と言ってきて、毎回アドバイスをしているのに、なんだかんだで何もやらない、というのが続くと、さすがに怒られるでしょう。「本気でやる気がないなら、アドバイスを求めるな」という気持ちになるのは当然です。時間の無駄ですからね。

一方、ほんとにその人のアドバイスが毎度イマイチってこともあるかもしれません。その場合は、そもそもその人にアドバイスを求めるのはやめて、別の人にしましょう。

(888文字)