いつだって500円安く食べれるんだぞ!という気持ち
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ランチタイムによくいく定食屋があります。そのお店にはポイントカードがあって、5回行くと全部たまります。全部たまると、次の会計で500引き券として使うことができます。
しょっちゅう行くので、すぐにたまってしまいます。たまるのはいいのですが、いつこのカードを使うべきか、なかなか悩ましいんですよね。
よく頼むメニューが3つくらいあって、だいたいいつもその中のどれかを注文します。ただ、そのお店は日替わりメニューもあって、そっちを選ぶこともあります。日替わりメニューは、内容も値段も毎日バラバラで、時々、他の通常のメニューよりも若干高い価格帯の豪華メニューのこともあります。高いといっても、200円とか300円とかですけど。
一時期、ポイントがたまったら、少し高めの日替わりメニューのたびに500円引きとして使う、とやっていました。しかし、あるとき、あまり心惹かれないメニューのときにも、割引が使えるので少し高いから注文しようかと考えていることに気づいてしまいました。
いや、そうじゃないな、と。高いけど割引が使えるから食べる、じゃなくて、そもそも注文すべきなのは食べたいメニューであるべきだな、と。これじゃあ、食べさせられてるというか、選ばされてるというか、割引券を使わされているなぁ、そう感じてしまいました。
そのため、その店に行ったときに、少し高めのメニューで、魅力的なときにだけ使おう、と考えなおしました。すると、そういったタイミングがあまりやってこなくて、完成したポイントカードが何枚かたまってしまいました。
そもそも、数学的に考えれば、いつ割引を使っても、トータルの支払額は変わりません。例えば、2回行って1000円と1300円のメニューを食べた場合、割引を使うなら、1000円+800円でも、500円+1300円でも、払う金額は同じです。なので、普通の価格のメニューで使ってもいいはずです。高いメニューのときに使うのは、そのままの金額で注文するよりも精神的に少し楽だというだけです。
それでも、いつだって、500円安く食べれるんだぞ、という気持ちが持てるのは、余裕ができて良いです。