「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」はよくわからない映画だったな
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テレビでやってた「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」を見ました。映画でも見たんですが、ほとんど内容を覚えてなかったです。特に後半。見直してみたけど、やっぱりよくわからなかった映画でした。なんでこんなことになってしまったんだろう。
シリアスな場面も、ツッコミどころが多いです。青島が標柱で要塞の壁を叩くのとか。切断機を使ってもびくともしなかったのに?さすがに意味なさすぎるでしょ。
青島の健康診断の結果が悪いというデマ。死ぬ死ぬ詐欺は、第1弾ですでにやりましたよね?
コメディ場面もイマイチでした。スカンクの屁はないでしょ。子ども向けなの?終盤の「死ねばよかったのに」もギャグになってないような。
日向が「湾岸署で」「死にたい」理由もわかんないし、あっさり助けられるのもよくわからない。何年もカウンセラーをだまして作戦立ててたのでは?いきなりスマホ使ってるのも謎。湾岸署が爆発したのに、二人は無傷だし。どういう爆発だったの?
新キャラが出てきたけど、ワンさんも和久さんJrも唐突感がありました。もう一人のやる気ない部下くらいの存在感でもよかった気はしますね。
和久さんJrは和久さん名言集マシーンでしたが、そもそもノートに自分の言葉を書き留めるかなという違和感もありました。和久さんの存在感を出すためにはやむなしか。
青島が犯人の圭一(ノライヌ)に「君、どこかで」って言ってました。ドラマシリーズの第一話に出ていた森廉ですね。「お金がない」にも出ていた子役でしたが、雰囲気が変わりすぎて、言われてもわからないレベル。
他にも懐かしい人がいっぱい出ていましたが、これらも唐突感がありました。過去の話や人をポンと出してくるのではなく、新しい犯人と新しい話で作ったほうがよかったと思いますね。伏線にもなってないし。話のスケールだけ大きくなって、濃密さが消えてしまってました。
青島が上司になったのなら上司らしくなりつつ、それでいて上司としての葛藤もありつつ、部下たちに意志を引き継いで(映画でもそういう発言があったし)、育てるような形にすればよかったんじゃないかなぁ、なんてな。