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888文字のブログです

ハロワって長期的な視点はないんですか

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最近失業したので、ちょくちょくハロワに行ってます。

失業手当をもらうには、就職活動をしていなくてはいけません。これは、「失業保険とは、仕事を探している期間の生活に対する不安を軽減するもの」という趣旨を考えると理解できます。失業保険は積立ではない、と。そこはわかる。

また、ハロワは、企業や専門学校を通じて、求職者へ職業訓練させる枠組みも用意しています。就職後すぐ退職した人や、異業種への転職者が、次の仕事に就きやすくするためです。それもわかる。

で、問題はここからですが、その訓練を受けるために、「事前にその訓練の関連業種へ就職活動をしてください」と言われるわけです。技術や知識が足りないと思ってるからその訓練を受けたいのに、「事前に面接を」と言われるわけです。これはどうなんでしょう。

職業訓練に申し込む人はその分野では素人レベルの人です。面接を受けても、まず落とされます。落とされるのわかってて行かせるんですか、特攻隊か何かですか、と。

「その職にどんな能力が必要なのか、面接を受けて理解し、訓練学校を選んでほしい」とハロワ担当者は言いましたが、それを理解させるのはハロワの仕事ではないでしょうか。もしくは、訓練学校が説明会で説明すればいいんじゃないでしょうか。面接って企業側も結構な負担だと思うわけです。どんだけ迷惑かけてるんですかと。

もし受かっちゃったらどうするんですかと聞いたら「みなさん悩まれますが、ご自身で判断してください」とハロワ担当者。おいおい、どんだけ無責任だよ、と。就職しなかったら企業は怒るだろうし、就職したら当面素人のままです。

就職して働きながらレベルアップは可能でしょうが、数か月レベルアップに専念するほうがいいのではないかと思うわけです。こんな機会、もうないです。「訓練学校もタダじゃないんだぞ」というのもわかりますが、低レベルのまま安い給料で働き続けるよりも、レベルアップして高い給料で働けるようになれば、納める税金も増えるわけです。長期的にはペイできるんじゃないですか。

そういう長期的な視点はなしですか。目の前の失業者がすぐに働けばそれでいいんですか。

(888文字)

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