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「ビジネス英会話」には、苦手なものが3つ含まれている

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これを読みました。

無口な奴は何語を使っても無口 英語力を身につける前に、絶対に身につけておくべき能力とは - 蕎麦屋

ほんとこれ。

僕にも、英会話教室に行って、英語を頑張ろうと無駄な抵抗していた時期がありました。このとき、一番苦痛だったのが、授業の初めにやるフリートークでした。講師的にはアイスブレイクのつもりでしょうが、こっちとしては、アイスそのものです。「先週末は何をしてたの?」と聞かれて、ほぼ毎回「家でゴロゴロしてました」。ノーイベントなので、話すことがないんですよ。

他の人は、「子どもと公園に行った」とか「車でどこどこに行った」とか言ってて、「やっぱ、家族がいるとイベント多そうだな」と思ってました。あー、もうこれは英会話をするために結婚するしか! いやしかし、それは、ブログを書くためにイベントに参加するとか、好きなことで生きていくためにおバカ企画をやるみたいな「本末転倒コース」なので、踏みとどまりました。

結局、日本語でも話すことがないんだから、英語でも話すことは出てこない、ってことですよね。近況を言う場面以外でも、普段からあまり話をしないなら、それは何語だって口数が増えることはありません。

そう考えると、英会話教室って、そもそも「会話」が苦痛なんじゃないか、という結論にたどり着くわけですね。無理やり会話をしないといけない、という状況がすでにしんどいわけです。その上、苦手な英語も加わってくる、と。英会話は、英語と会話の、2つの苦手なものからできていたんですね。

もっといえば、「ビジネス英会話」なんて、ビジネスと英語と会話の、3つの苦手なものからできてるわけじゃないですか。そりゃあ、もう、近寄りたくもないわけですよ。仕事なんてめんどくさいな、って思ってるところに、会話もしなくちゃダメ。しかも、英語。苦行です。

なので、たぶん、英語に関しては、使いまわしのきく表現をいくつか覚えて、最小限の話し方だけを鍛えて、あとはリスニングを頑張るのがいいんじゃないか、と最近は思っています。まー、そうはいっても、リスニングの力はどうがんばっても、なかなか伸びないんですけどね。

(888文字)